ご挨拶
当永林寺の開創は永禄八年（1565年）でございます。その後天正十年（1582年）十月に伽藍が建立されて以来、私で二十五代目の住職であります。
このたび、先代の住職が開設しました「永林寺ホ−ムペ−ジ」をリニューアルし、皆様とご縁を結ばせていただきます。
仏教とは、読んで字のごとく、仏様の教えでございます。
では、仏様の教えとはなにかといいますと、生きる喜びを見いだすにはどのように生きるべきかを説いていらっしゃるのです。 私たちは皆、それぞれが自分自身で人生を作り上げねばなりません。自分の不幸を「不運」のせいにするのは愚かなことでしかありません。お釈迦様は、まずは私達の心から、怒り、悪意、貪欲、憎しみ、嫉妬、妬み、怠惰を追い出し、思慮深く行動するためには自分の考えを持ち、日々の生活において他人を思いやり、善い行いを積み重ねるよう説いていらっしゃいます。
み仏の姿を見れば「慈悲」と言う言葉を思い浮かべますが、この言葉を自分の体に表した人、具現した人がお釈迦様だからこそ、自然にこの言葉が思い浮かんでくるのだと思います。
浅学非才の身、お釈迦様の説法の万分の一も皆様にお伝えできませんが、何かのお役にたてばと思いホ−ムペ−ジを開設しましたので、お暇の折りにアクセスいただければ甚だ幸いに存じます。
永林寺住職 遙山俊寛
