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「…俺が今どうしたいか…わかんない…?」
亀は俺を探るように見てくる。少し上目で…
「……ヤマピーのトコに早く帰って…話聞いてもらって…
ぎゅうってしてもらいたい??」
「………」
無表情なまま、亀はずっと俺を見続ける。
何か…取調べされてるように息が詰まる
ふと亀が視線を外し、何か動き出した…
…だって…わかんねぇよ…今の亀……何を望んでるのか…
何を言って欲しいのか…
「じゃあ……」
亀がゆっくり近づいてきたと思ったら、かなり至近距離に亀の顔…そして…
「んっ……」
唇が重ねられた。そしてすぐに離された
「……これなら…?」
「…………」
俺は信じられない様子で亀を見た。
「ん…っ…ふ…んぅ…」
自分からキスしながら舌を絡めてくる亀。
俺の膝の上に乗っかってて、首に腕巻き付けて
…
「っ…!亀っ…!!」
俺は亀を引きはがして向き合った。けどすぐ視線を外された
「…お前…一体何が…した…っ…」
再度視線合わせてきたと思ったら、ゆっくり俺に近づいてくる…
「仁…」
間近にある亀の顔…少し泣きそうな顔をして、でも色っぽい表情で俺を見つめてくる…
何で今更…俺をそんな掻き乱す……お前は……
「っん…」
亀の腰を引き寄せて今度はこっちからキスする
「ふっ…んぅ…じ、ん…」
亀は泣いてた…何に対しての涙?ほんとは嫌だから…?ぴぃを裏切ってるから?
俺は亀を引き離し、体制を入れ換えた。シートを倒し亀を押し倒す
「……」
亀の顔を挟むように両手をつき、亀を見下ろす。亀は俺と視線を外して、横を向いてる。
顔の近くに置かれた手は微かに震えてて…
「何震えてんの?恐いの??それとも期待?」
「っ…ん」
亀の指に俺のを絡め、亀の白い首筋を舐めた。びくんと反応した亀を鼻で笑い言ってやる
「お前さ、男なら誰でもいいんじゃん。」
「っ?!何、それ…んっ…ちょっ…仁っ!!」
亀の服のボタンを外しながら肌を舐めてく
「俺にさ〜…押し倒されても何も言わないし」
「…それは…」
「ピィじゃなくても…男なら誰でもいいんだよ、亀は」
「っ…違うっ!!…俺は…ピィが好きで…っ」
「じゃあ何で誘ったんだよ」
胸の飾りを軽く舐めれば反応する。お前、ココ弱いもんな。
「ぁっ…ん…ゃ…」
「何で…そんな感じまくってんの、お前」
体をくねらせ、無意識にまた誘ってくる。
片方を指で弄り、もう片方はそのまま舐め回す
俺は上にあがり、亀の顔に合わせた。と、あることに気付いた…
「ぃ!…った…」
「これさ…俺が開けてやった時に、お前にあげたピアスだろ?」
「!?ちが…っ」
「すげぇ気に入ってたからさ、覚えてんだよ。今でもしてんだ。」
亀のピアスを弄りながら問いただす。それ以上亀が何も言ってこないのが
俺のだってゆう証拠。
そして、亀が動く度にちゃらちゃら音をたてるそれ…
「ピアスは昔の男ので…これは今の男の?」
亀の首からさがってるアクセ。これも知ってる。ぴぃの一番気に入ってるアクセだった。
亀と付き合う前までいつもしてたヤツ。
「でもさ…」
亀の耳元に顔を寄せ、アノ時に囁いてた声で言った
「ピアスの方がより深く、奥まで亀の体に繋がってると思わね?」
「っ…ん…」
それだけで顔を赤らめて、反応を見せる。ヤってる時に、
どれだけこの声で囁いたと思ってんの
「ぁっ…」
服ごしに亀自身に手を伸ばす。
「どうして欲しい?」
「ゃ…仁…」
「言ってくんなきゃ、わかんねぇよ」
「んっ…っ…」
ゆるゆる触りながら、亀を焦らす。アイツは優しいから、こんな事しねぇだろ?
…アイツは知らない…本当の亀を…
「…っ…ゃ…」
「カーメ。お前昔は、もっと素直じゃなかったっけ?」
「…んぅ…んっ」
首を横に振り否定する。けどさぁ…顔はヨさそうじゃん…
「嘘、つくなよ…」
ソレからも手を外し、内太股を撫でる。
ギリギリのトコまで触って、ソレに近付けばまた下ろす
亀は眉を寄せて、俺に縋る瞳で見てくる…
「言いたい事があんなら、言えよ」
「……じ、ん…ぉねがい…」
俺の手に向かって腰を揺らしながら、熱っぽい瞳で言ってくる
「ちゃん、と…っ…触って…?」
「……」
「ぁっ!あ、ぁ…ん…」
さっきとは打って変わって、乱暴に亀のを擦りつける。
「ゃ…ぁっ…仁…ぁ…仁…」
それでももどかしいのか、俺の名前を呼んでくる。
張り詰めた亀は窮屈そうにそれを主張してくる。
ジーパンのホックを外しチャックをおろした。俺は前には一切触れず
後ろを指で刺激した
「はぁ…ぁん!」
「下着の上からでもわかるな…こんな濡らして…」
「ゃ…仁…そんな…しないでっ…ゃぁ…ぁん…」
もう亀には理性がなくなりつつある…と言うか、心と体がかみ合ってない感じ。
俺の指の動きに合わせて、腰を振ってくる
亀自身を取り出す。そこはもう先走りの液でぐちょぐちょだった
「もうこんなんしちゃってんの?淫乱…」
「っぁ…ぁ…」
先端を親指の腹で弄れば、どんどん蜜を零してく
「…仁ぅ…」
「なに?」
「…ぁっ…」
「言えよ…言ってみろよ。俺の指でイきてぇって」
「……っ」
プライドが高いお前。俺が言わそうとすると、絶対言わないようにするだろ?
……けど……
それなら尚更言わせてぇし
「ほら、亀。言えって」
「嫌、だ…」
「ほら…ほらほら…」
「ぁっ!…ぁ…はぁ、ん…仁っ…!」
ぐりぐり押した後、先端を爪でひっかき
亀自身に舌をはわした。
亀がイきそうになった、まさにその時…亀の携帯が鳴った
「…ぁ…ピィ…だ…」
「ふぇ?ふぃ??」
「っ…ちょっ…しゃべんなよっ…」
俺は一旦亀を放し、電話を取るように言った。「出なかったら怪しまれるぞ」って
笑いを含めて言った。
嫌な予感を察したのか、俺を睨んで、起き上がり、電話に出た……馬鹿なやつ……
「……はい……ピィ?」
『亀ちゃん起きた?ってか起こしちゃった??』
「ぇ…?」
ぁ、そっか…俺らの会話は聞いてなかったんだっけ…泣いてたし
『仁にさ〜電話したんだけど電源切れて、そっから繋がんないから…亀の携帯から
かけ直してくるかなって思ったら、全然連絡ないしっ!』
「ぁーすっかり忘れてたーv」
『忘れてたーv…じゃないよ、バカ西っ』
「…っ…」
「バカ西じゃねーっつーの(笑)」
亀が話してる携帯。話口で横から割り込みして…間近にある亀の唇を舐める…
ピィには普通を装って話してるけど、目線は動揺してる亀をとらえてる
「で?どーすんのこれから」
それだけピィ言って亀から離れた。
「…うん…うん、ぇ…今から…?ちょっと待って……じ……っ!!」
再度、亀自身をくわえた。今度はちゃんとしてやるよ
『亀??亀ちゃん??』
「ぁ…ぃや……ピィ…」
くちゅ…ちゅー
「…っ…」
亀をくわえながら上目で見てみると……快楽から必死に逃れようと
耐えて我慢してる亀の顔。
ピィと何とか会話してるみたいだけど、首を横に振り、潤んだ瞳を俺に向け、訴えてくる
『仁、また亀チャン、イジメテルでしょ!もう俺のだかんねーちょっかい出すなって
言っといてよー(笑)』
冗談で言ってくるアイツ。実際こんなことになってるって知らないっしょ。
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