2006年01月19日

NPO合同集会

初めて
武雄市のNPOの3団体が一同に会しました。
初めて会った樋渡さんのお話に
小さな部屋の中には
じんわりと熱気が満ちていました。

それぞれが一生懸命取り組んできたことが
つながりはじめる

気になっていたことが動き始める

まだまだいろんな問題や

必要なものがあるけれど

形になっていく気がする

なんだかむずむずするね。
  

2006年01月17日

はがまでごはん



毎週火曜日は幼稚園のおかずの日です。
その日はご飯だけを持っていけばいいのですが。
最近は「から弁当」です。

それは
実りの秋に無農薬のお米を収穫したことで
子どもたちが先生とご飯を炊く日なんです。

朝、けったの調子が悪くてちょっと遅れて登園すると
1くみの子どもたちは手に手に木の枝を持って山の方から出てきます。
長いのや短いのや小さいのや大きいのやいろいろです。
大きな木はなたで割ったり、のこぎりで切ったり。
たけのこ山の幼稚園ではあたりまえの光景です。

それらの木々はかまどの火を焚く薪です。
マッチを擦るのは年長のばら組さんかな?

広告紙をしっかり丸めた物に火をつけて
小さな枝でしっかり火をおこし大きな木を入れていく。

かまどでご飯を炊くってすごいよね。

いのちがあって実ったお米を炊いていただくこと。
いのちがあって育った薪でお米を炊く炎を燃やすこと。
たくさんのいのちを食べるんだねえ。
いのちはどこへいくのかな?

あんまり難しいことは先生もいわないだろうけど

つらかったり、痛かったり、熱かったり、
けんかしたり、わけっこしたり、かわりばんこしたり
そんな体験の中で
生きるために必要な 
いのちのやりとりをしてる。

子どもたちの中にはしっかりと熱い炎の欠片が宿るにちがいない。


2006年01月15日

旅をする木

まだ雪の残る山道を
お友達と一緒に
三瀬の小野寺さんを訊ねました。

東京生まれで東京育ちの小野寺さん。
広告代理店をやめて竹炭づくりと養鶏をなさっています。

その住まいは作業場のようで(まさにその目的で作られたとのこと)
薪ストーブが暖かく燃えていて
お客さんやお友達もたくさんいらしてました。

 


小野寺さんの家にはテレビがなくて
子どもたちはテレビを見ずに育っています。
あたしのお友達は、その子たちに「おもしろい映画を見せてあげたい」
といって、プロジェクタを貸して欲しいといいました。

あたしは新聞などでしか知らないので小野寺さんに
ぜひ会いたいと思って、家族みんなでついていきたいってことにしました。
小野寺さんのご都合で決まった日は月に一度の藁の家の日。
だけど家族みんなで話し合って、
今回は藁の家じゃなくて三瀬へいくことにしたんです。

プロジェクタをセッティングしたかと思うと
子どもたちはスクリーンに見入って微動だにせず
ダンボとトトロを、しっかり楽しんでくれた様子でした。
その後は山の音楽家のshanaのお二人もいらっしゃっていたので
即席のコンサートとなり、お友達のブルースハープがはじまり・・・
なんだかほんわかほんわかした夜でした。

ふと外に出たお友達が「月がきれいに見えるよ!」
と声を上げました。
みんな外に出てお月様を見ました。
冴え渡る空気に、木々がぴんと背を伸ばして
あたしたちの陰を地面に落としまていました。
小野寺さんがじっと手を合わせ頭を下げていました。

おなじような気持ちで
月を見上げる仲間がいることが
とても幸せです。

いろんなことが上手に伝えられないもどかしさもあったけれど
また会えるとうれしいなあと思える人が増えました。

それから、ぴーちゃんがとても嬉しそうにしてて
ホントよかったなあ〜ww


2006年01月13日

土壁2

内側からえつりに泥をぬりつけていきます。
とっても美しいです。

木と竹と藁と土と・・・

今はそれだけの壁。

すごいですよね・・・  

土壁

泥塗りがはじまりましたよw
むふふふ〜とっても良い感じです。  

2006年01月05日

市長選挙だにょ!

武雄市に噂の樋渡氏がお帰りになって
Blogを公開してらっしゃいます。
なんと、あたしと同級なんですなあ

樋渡氏についての新聞記事はこちら
毎日新聞のほうが解りやすいかな?

同年代でこんな方がいらっしゃるということを
前から聞いてはいたものの
ほんとに武雄市に帰って来られて嬉しいです!

NPOのことも中心市街地のことも
きっと面白い方向へ動いていくのじゃないかとおもうと
わくわくしますね。

30日は若木を回っていらっしゃったらしいのですが
建築現場でえつりかいてたけどお会いできなかったなあ・・・
区長さんちのそばなのに・・・くすん。

ぜひ市民団体で集会を開催しましょう!
もちろん古庄市長にもお伺いしたいことがありますしねえ。
市民活動についての公開討論会でもやっていただきます?ww

んでも、3月に武雄市民になるあたしとぴーちゃん。
もしかして、選挙権がない!!!のかしらん・・・(T_T)

子ども達のこと、未来のことをきちんと見据えた
市政が行われることを願ってますので
これから住民となる身としても、意見を伝えていきたいです。
  


2006年01月01日

新年

あけましておめでとうございます。
2006年が来ましたね。
我が家にとっては大きな転換の年です。

昨日の夜は除夜の鐘をつきに行く予定でしたが
連日、新居のえつりを夕方暗くなるまでやってて
その余力がありませんでした・・・

なっちもけったも
年越しそばの晩ご飯を食べると
寝てしまい、どうしても起きれなかったんですね。

だって、昼間あたしたちがえつりを組んでる間中
外で新しくできたお友達と遊んだり
一階に組み立てたテントの中で遊んだり
縄や竹を運んでお手伝いをしてくれたりで
そりゃそりゃくたびれてたんですねw

そんで今日は朝早く起きて空港まで初日の出を見に行きました。
ところが、ちょっと間に合わず(爆)
手前の広い道路で拝んで来ましたw


我が家の家のえつり作業には
暮れも押し迫った29・30・31日とも
何人もの方にお手伝いに来て頂きました。
ほんとうに言葉では伝えられないくらい感謝しています。

住宅ローンで家を建てることが
結構つらいと思ってたぴーちゃんも、
えつりを組みだしてからは、
『家を自分で創る』楽しみを本格的に感じてて、
「お金が何千万もあって家建てるんだったら
こんなこと(えつり)してないよなあ」だってw
はずれた宝くじも、ある意味ありがたいのかな?とww



大晦日の昨日
一階部分のえつりができて、その美しい姿に心から感激しました。

こうやって日本の家ができてきたことを
誰もが知らなすぎていて、その機能も
美しささえも知らずに、新建材の家を建ててしまってるひとが
あまりにも多いことを残念に思います。

できるだけ、こんな家のすばらしさを伝えたい。
家を買うときに、造るときに、選択肢のひとつに加えてもらいたい。

それから、家を創ること、暮らすこと、生活すること
学ぶこと、育てること、育つこと
みんながつながってて、ぐるぐるまわってる。

今年もまだまだあたしがやっていきたいのは
きっとそんなことなんだな。

どうぞよろしくお願いします。