2009年11月30日(月)
皆さんは「干し柿」を作った事がありますか?
先日、江北町商工会女性部の方達が行った
干し柿作りの場にお邪魔してきました。
まさに”秋の実り"
お日様の光を浴びて、柿がオレンジ色に光っていました。

その場にいらっしゃる半数の方が干し柿作りは
初めてという事でしたが、さすが主婦!
なんといっても手際がいい!!!
柿の皮がするするするっと、綺麗に剥かれていきます。
撮影後「あんたも剥いてみらんね」とお誘いを受け
柿の皮を剥く事に!私が剥いたのはたったの5個と
申し訳ない程度の量でしたが、楽しかったです♪
どうかその5個が、出来上がりの邪魔をしませんように
・・・と祈りつつ(苦笑)

集中して黙々と剥いたかと思えば、
弾んだ会話に笑顔がはじける場面もあり、その場は終始和やかムード。
こうしたコミュニケーションの場を作っていらっしゃるのは
素敵だなと感じました。
干し柿は、気温や湿度が低い、いわゆる「カラッとした寒い日」が
続くと、より美味しい干し柿になるとか。
3週間〜1ヶ月で出来上がるそうです。
私もおすそわけをして頂いたので、
現在アパートの物干し竿には干し柿が(笑)
1週間経った頃から週に1度、手で揉んであげなくてはいけません。
いわゆる「干し柿」がちゃんと出来るのか不安ですが、
挑戦してみます☆

お正月の飾り物としても重宝される干し柿は、
「幸せをかき集める」の「かき」にかけた縁起物だそうです。
私も幸せをかき集めたい!!!と思います。
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2009年11月16日(月)
日に日に寒さが増している今日この頃。
皆さんは風邪などひいていませんか。
先日、若木町郷土史愛好会が行った
「現地探訪」の取材に行きました。
この現地探訪は2ヶ月に1度のペースで行われているもので、
地元に残された石碑や旧跡などのもとを実際に訪れ、
見学するものです。会員のほとんどは60歳〜90歳代!
急な斜面を登ったり林の中に分け入ったりと、
普段なかなか足を踏み入れる事のない場所にも出かけるのですが、
皆さんとにかく元気!日頃から運動不足の私のほうが
山の斜面を登りながら息切れしてしまったり・・・恥ずかしい限りです;
今回登った山の上から一枚パチリ。
若木町内が綺麗に見渡せました。う〜ん、吹き抜ける風が気持ちいい♪

途中、上を見上げると木々のすき間から木漏れ日が!
足元には、お日様をいっぱいに浴びた朝顔が!

自分の足で歩きながらまわる事で、
ふるさとの歴史を知る事はもちろん、
こういった気付きが持てるのも幸せな事ですね!
「こいはなんていう花ね」「きれいか〜」「風の気持ちよかね」
・・・などなど会話を交わしながら歩き、コミュニケーションも深まります。
秋に入り、ウォーキングのイベントもたくさんありましたが
参加した方達もきっと、それぞれにいろんな気付きがあった事と思います。
時には足元を、時には空を見上げて・・・いつも思う事ですが
最近特に、そういった時間の大切さを実感しています。
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2009年10月27日(火)
10月18日に秋田市新屋にある「葉隠墓苑」で
行われた慰霊祭。武雄ロータリークラブの会員有志が
慰霊の為秋田へ赴き、武雄と秋田の人達が交流されました!
武雄から多くの方が参列されたのは、約10年ぶりのことで
アットホームな交流が行われました。
前日の古戦場跡の見学から、慰霊祭当日の
懇談会の様子まで、お伝えしたい事は山ほどありますが、
詳しくは正月にまとめて放送しますので、
ぜひ番組をご覧下さい。
さて、ひとつだけ。どど〜ん!!!

何だかわかりますか?
左は天然のマイタケ。大きくて香りが強かったです。
時期的にプロの方でもなかなか見つけられないという
天然のマイタケを武雄から来た人達に食べさせたいと
取り寄せてくれていたんですね♪
そして、その天然のマイタケや赤キノコなどが
たっぷり入った「きりたんぽ」!
愛情こもった具だくさんのきりたんぽは、
本当に美味しくて(私もちゃっかり頂いてきちゃいました;)
じわ〜っとしみわたり、幸せな気持ちになりました♪
個人的には、久し振りに遭遇した秋田ならではの味が
懐かしく、帰りに自分用にきりたんぽを購入してきて
しまったほど。
久し振りに聞く秋田弁、久し振りに食す秋田の美味しいもの
そして、故郷の海、山・・・やっぱり故郷っていいなぁ。
歴史的な縁をひもとけば、約140年前の戊辰戦争に限らず
秋田と佐賀は縁が深く、明治に入って初代の秋田県令は
佐賀藩士の島義勇ですし、秋田の農聖と言われた斉藤宇一郎の奥様は
鍋島公の出。その縁で秋田に『乾田馬耕』という佐賀農法が
広められたとか。私の出身地「男鹿」(当時は「小鹿島」と呼ばれていた)
の地頭だった橘公業は、1236年には、肥前国杵島郡長島庄へ移り、
その子孫は肥前国(今の佐賀県)を中心に広がっていて・・・
こじつけといってしまえばそれまでですが、
これだけ離れた場所でこれだけの関わりがあるというのは
やはり縁がある、絆が深いといっていいのではないでしょうか。
今回も、いろんな事を考えさせられた秋田での取材でした。
まごころを持ってあたたかく迎えてくださった秋田の皆さん、
ありがとうございました。
注) 10分ほどの尺にまとめてニュースで放送した分は、
明日(28日)朝から2週間限定で、
インターネット上で動画でご覧頂けます。
「ケーブルワン」HPのトップページ下のCableOneNewsのロゴを
クリックし、on demandでご視聴下さい。
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2009年10月13日(火)
去年制作した番組『葉隠墓苑−先人たちに思いを馳せて−』。
戊辰戦争から140年の節目に、郷土の歴史を
一人でも多くの人に伝えたいという思いで制作したこの番組は
小学校の道徳の授業で活用して頂くなど、地域でのその後の反響を
有難く感じていました。
中でも嬉しかったことのひとつに、番組をキッカケに、
武雄ロータリークラブの方達が、秋田への慰霊ツアーを組んで頂いた事です。
今週末、秋田市新屋の「葉隠墓苑」で年に一度の慰霊祭があり、
その慰霊祭に参加し、手を合わせたいという事でした。
しばらくの間途絶えていた交流が、新たに始まろうとしている事は
とても嬉しい事です。
郷土の先人達に想いを馳せての慰霊ツアー。
私も同行し、取材してきますので、後日番組としてまとめて
改めて皆さんにお伝えします。
10月中旬。秋田はもう肌寒いことでしょう。
私も改めて、先人たちに想いを馳せながら、
今を生きる秋田と武雄の人達の交流のひとコマを
切り取るべく、撮影に臨んできます。
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2009年10月1日(木)
皆さんは「陶筥(とうばこ)」をご存知ですか?
陶芸の技法の中でも特に難しいとされていて、
完成するまで約半年。しかも、乾燥や焼成の段階で
割れてしまったり、蓋と本体がしっかり合わなくなったりと
完成品までたどりつくものはごくわずかだそうです。
佐賀玉屋で始まった「江口勝美 陶筥展」の取材に
初日の昨日、行ってきました。
染付・和紙染で県の重要無形文化財の指定を受けている
武雄市東川登町・小山路窯の江口勝美さん(73)。
江口さんは「刳抜陶筥(くりぬきとうばこ)」という技法を
独自に生み出し、36年間、様々な形の刳抜陶筥の作品を
世に送り出してきました。
会場に着いて、目をみはりました。
会場が二つに分かれる中、陶筥だけを集めたその部屋にある
作品の数は、なんと71点!

ひとつの作品が出来るまでに要する時間は約半年。
大きなものに至っては2年の歳月を要したものもあるそうです。
乾燥の途中で生地にヒビが入らないかこまめに確認し、
乾燥や焼成の頃合いを長年の経験と直感で見極めながら
作業はすすめられます。
結果が「ゼロ」という事もあるそうで、想像を超えた根気と忍耐、
集中力が必要な”100%手仕事”
「創作にかける情熱は昔も今も一切変わっていない」と語る
江口さんの表情はイキイキとされていました☆
陶筥の作品をここまで一同に集めた作品展は今回が初めて。
一見の価値あり!というか、ぜひ一人でも多くの方に
じっくりと鑑賞して欲しいと感じました。
「江口勝美 陶筥展」は10月5日(月)まで佐賀玉屋南館6階で
開催中。3日(土)・4日(日)14時〜は江口さんによるギャラリートークも
予定されていますので、興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい。
ちなみに、佐賀玉屋南館横に美味しい手打ちそばの店が
出来ていました。(江口さんに連れていって頂きました♪)

『中の小路 そば勢』。
知る人ぞ知る、黄綬褒章を受章した博多の「瑞祥庵そば勢」の方が
オープンしたお店です。私は1日早かったので食べられませんでしたが
今日10月1日から再開される「鴨南蛮」が特に美味しいそうです。
お試しあれ☆
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2009年9月28日(月)
最近、改めて心がけるようになったのが
「よく噛んで食べる事」です。
そんなの当たり前!の事ではあるので
なんともお恥ずかしい話ですが、実際は
なかなか出来ていなかったりします。
よく「一度に30回は噛みましょう」と言われますが、
30回って結構な回数ですよね!
改めて意識すると、いかに自分が今まで
噛まずに飲み込んでいたかがわかります。
去年胃潰瘍も経験していますし、
食べ物を消化しやすい状態にして、胃をもっと労わって
あげないといけないですよね・・・。
そして注目したいのは、他にもある”噛むことによる効能!”
ものをよく噛む事で顔の筋肉がよく動き、ダイエット効果もあるとか。
仕事柄顔の筋肉はよく使っているつもりですが、日々の鍛錬にも
つながるわけで一石二鳥!?シャープな輪郭を目指します(笑)
また、ものを噛む事で、噛んだ時の振動が脳に伝わり、
脳を刺激してくれるらしいのです!
昔から「よく噛んで食べると頭がよくなる」なんて言われますが、
実際に集中力が高まったりするそうです。
そういえば、大リーグのプロ野球選手がプレー中にガムを噛んでいますよね。
見た目にはあまりいい印象を受けませんが、集中力を高めるという点では
理にかなっているのかもしれません。(実際に音に対する反応の早さなど
実験でも実証されているそうです)
これまで何度かトライし、いつのまにかまた元の状態に
戻ってしまうという繰り返しだったので、これまでの反省を踏まえつつ
本当の「習慣」になるまで継続したいと思います。
「継続は力なり」ですが、何事においても「継続」って本当に難しい
・・・いえ、諦めたらそこで終わり。頑張ります♪
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2009年9月7日(月)
最近よく耳にする「食育」という言葉。
平成17年7月には、家庭や学校における食育の推進や
伝統的な食文化の継承、生産者と消費者の交流促進などを
目的に『食育基本法』も施行されました。
「食育」とはそのものズバリ食に関する教育の事ですが、
バランスのよい栄養のとり方や食品の選び方、
食文化など、内容は多岐にわたります。
私が住む武雄市でも「食育」には随分と力を入れている
印象があります。
土曜日に取材させて頂いた「やしゃー鍋の日 親子でクッキング」では、
まず、朝日町黒尾の山口仁司さんのキュウリハウスへ。
朝日町黒尾のキュウリは日本一に輝いた事もある美味しいキュウリ♪
品質の高さはお墨付きで、山口さんは、佐賀県の2008年度佐賀農業賞で
「先進的農業経営者の部」の最優秀賞にも輝いている方です。

子ども達は実際に収穫して、とりたてのキュウリを丸かじり。
こういう体験って強烈に印象に残りますよね。大事です☆
さて、取材後に私も1本収穫させてもらい、その場でガブリ。
美味しかったです!!!ありがとうございました。

やっぱり収穫したての野菜は格別ですね。
子どもの頃、実家の庭で育った野菜を自分達の手で収穫し、
とれたてのトマトやキュウリを丸かじりしたのをふいに思い出しました。
みずみずしくてとっても美味しかったなぁ☆
この日は収穫したキュウリを使ったキュウリと春雨のサラダ、
そして野菜たっぷりカレーを作っていましたが、こうした
いろんな体験をしながら自然といろんな事に興味を持ち
学んでいくんでしょうね。
今後も「たけおの食育寺子屋実行委員会」では、
食育に関する様々な催しを計画しているそうなので要チェックです。
子どもにとってはもちろんですが、保護者の方にとっても、
貴重な体験・思い出になりそうです♪
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