五行詩 千首行 |
★131日目〜150日目★ |
雨降り 傘さし みずたまり しろつめ草と 麦の秋 |
NO.150 03/05/06 |
笑ったら勝ちよ あっぷっぷ 変なにらめっこ にらめっこにならず 大笑い競争 |
NO.149 03/05/02 |
小さな雨傘 にぎやかに 長靴は跳ね 色とりどりの 花のよう |
NO.148 03/04/30 |
小さなお弁当箱 朝からにらめっこ 黄色い卵焼き 小さな唐揚げ アンパンマンのおにぎり |
NO.147 03/04/27 |
格闘の末 ようやっと 寝かしつけた 子供を起こす 拡声器の声 |
NO.146 03/04/23 |
幼子を 背負うて歩く田舎道 懐かしい れんげ草も 今はわずかに |
NO.145 03/04/22 |
幼子は 珍しく昼寝 ぽっかり空いて あれこれ並べて 戸惑って |
NO.144 03/04/18 |
どろんこになって 帰ってくる その笑顔は 何にも代え難い 宝物 |
NO.143 03/04/16 |
ハンカチ、靴下 バックに傘 元気に育てと心を込めて いろんなものに名前書き さあ、行ってらっしゃい |
NO.142 03/04/12 |
早起きで 一日は 長く 眠りを誘う 昼餉の後 |
NO.141 03/04/11 |
まだ少し 風はつめたいけれど 元気な声は 太陽のもとへ 駈けだしていく |
NO.140 03/04/10 |
カタログを開いて いくつも 折り目をつけて 結局 頼まずじまい |
NO.139 03/04/08 |
つかまって つま先だって 背伸びして ゆうゆう空へ 鯉のぼり |
NO.138 03/04/07 |
どろだんご 玄関前で おもてなし お客は今日も 道行く人々 |
NO.137 03/04/04 |
小さなオモチャ 口に入れ 満面の笑顔の子 母は大慌て 姉は叱られ |
NO.136 03/04/03 |
桜は 静かに散って 暗い道路を 白く塗り込め 新しい道を示す |
NO.135 03/04/02 |
たまに着る 背広姿も さまになり そんな年になったねと 笑って見送る |
NO.134 03/04/01 |
怒り 悲しみ 喜び 私の姿をそのまま映し出す 我が子 |
NO.133-2 03/03/28 |
毎日 何もできず 何も変わらず 堆積する マイナスの塵 |
NO.133 03/03/28 |
ぎこちなく伸ばした指先に 触れたものを しっかりと握りしめる 命の力強さ 無性に愛しく |
NO.132 03/01/17 |
吸い付かれた指先に 痛みを感じて確かめる 頭を出した 小さな歯 はじめまして こんにちは |
NO.131 02/11/29 |