五行詩 千首行 |
★1日目〜20日目★ |
側にいないことを すぐに気づいてしまう 眠っているのに 目を覚まして泣く ごめんね |
NO.20 01/10/18(木) |
空から落ちてきた雨が 小さな池を作る 子供は 雨が大切な水であることを 知る |
NO.19-2 01/10/17(水) |
雨のカーテンの向こう 色とりどりの傘が 流れて ひとり 立ちすくむ |
NO.19-1 01/10/17(水) |
あなたの言葉 ひとつひとつに 一喜一憂 もっと 笑ってくれたらいいのに |
NO.18 01/10/16(火) |
WEBの言葉だけで 伝わるだろうか 泣いているだろうに なにかしてあげたいのに 遠いね |
NO.17 01/10/15(月) |
無責任な 無神経な 言葉が痛いのは 自分が 拘っているせい |
NO.16-3 01/10/14(日) |
子宮は 微かに 疼く もう 1年も経つのに |
NO.16-2 01/10/14(日) |
鼓動が 確認できない ここにいるのに まだ ここにいるのに |
NO.16 01/10/14(日) |
明け方 子供が泣いている そんなに 悲しく泣く理由が どこにあるんだろう |
NO.15-2 01/10/13(土) |
子供のお腹を さすりながら 魔法の手だった 母の 手を思い出す |
NO.15 01/10/13(土) |
ずっと 言えなかった言葉が もう会えないとわかって なお 胸を塞ぐ |
NO.14-2 01/10/11(木) |
遠くを見て あなたは言う 風の においが変わったね 秋だ |
NO.14 01/10/11(木) |
波たてる 黄金の海の むこうで 子供が叫ぶ 夕焼け |
NO.13 01/10/10(水) |
その名のあなたに 出逢ったことは 運命 こんなに 嬉しい |
NO.12-3 01/10/08(月) |
言葉が チカラを持つ 呪縛されて 動けない 悲しみ |
NO.12-2 01/10/08(月) |
言葉が 生むのは 愛ばかりではない 壁に なることもある |
NO.12 01/10/08(月) |
月も太陽も 等しく見ている なのに 還るのは 月のところ |
NO.11-3 01/10/07(日) |
空へ行けば 見えるかもしれない あの子たちが 辿った 道程 |
NO.11-2 01/10/07(日) |
言葉を発せずに 還る子供は どこで 思いを 吐き出すのだろう |
NO.11 01/10/07(日) |
愛しさは 果てを知らず どこまでも 広がり ふくらんでいく |
NO.10-2 01/10/06(土) |
久しぶりに 会っても 言葉を交わすと あの日に戻る 不思議 |
NO.10 01/10/06(土) |
暗がりの わずかな光で 君を見る 愛しさは また降り積もる |
NO.9-2 01/10/05(金) |
信じてる 遠く 離れていても いつか 会えること |
NO.9 01/10/05(金) |
空を飛び 海を渡り せめて 思いが 伝わりますように |
NO.8 01/10/03(水) |
だれかを 思う気持ちは いつも 暖かい こんなにも |
NO.7 01/10/02(火) |
果てしない 夢の世界へ 飛び立つ 満月の ちからを借りて |
NO.6 01/10/01(月) |
あのとき 言えなかった言葉が すんなり出てくる 長い 時間が経ったから |
NO.5-2 01/09/30(日) |
壊れて 気がついた どうして 忘れていたんだろう 大好きだったのに |
NO.5 01/09/30(日) |
悲しい叫び 天にこだまし 遠き地に 祈りは 満ちる |
NO.4 01/09/29(土) |
田んぼの畦を 赤く染める 花を 取り合った 古い傷 |
NO.3-2 01/09/28(金) |
なつかしい 本の 言葉に躓いて 記憶の片隅へ 潜り込む |
NO.3 01/09/28(金) |
会いたいと 電話をかけることも しなくなった 声さえ 思い出になる |
NO.2 01/09/27(木) |
子供が歌う 言葉の意味がわからない 涙が出てきた もう 私には歌えない歌だ |
NO.1-2 01/09/26(水) |
空を見上げて 月のかけらを探しに出かける つまづいたら 転べばいい そして起きあがればいい |
NO.1 01/09/26(水) |