2005年02月23日

荒木照子先生とおしゃべり会

2月21日雪のちらつく寒い月曜日の朝でした。
今年度最後の勉強会に、長年大町幼稚園を見守って下さっている
荒木照子が来て下さって、おしゃべり会をすることができました。
前日は幼稚園の先生方の研修会でお疲れの所、
たけのこやまの保護者のみなさんのために時間をとってくださっていました。
私も喉風で声ががらがらで大変申し訳なかったのですが
育友会会長だし、ぜひお話に参加したくてなんとか出席しました。

今回はテーマも決めずに、先生と近い所からいろいろなお話が
できればという企画だったのですが、
幼稚園ではインフルエンザが流行っていて保護者も11名でのおしゃべり会になりました。


私も今年から未満児で幼稚園へ預けることにしたけったのことを少し相談しました。
ねむねむのときの儀式(爆)どうしたらいいのかっていうことなんですけどねw
他の参加者の方の経験なども聞いたのですがやはり自然に任せること
子供たちが安定を求めているときはしっかりとそれを受け止めてあげるように
ということをやっぱり言われて、あせらずにいくしかないな〜と
改めて確認して、安心してこのままやってかなくちゃと思いました。

先生の子育て経験に絡めて様々な質問に答えて下さいましたが
やはり子供のやりたいことをやりたいようにさせてあげるということが
とっても大切なことだとお話されました。
やらせてあげる。たとえ失敗したり汚したり、面倒なことになるなあと思ってもやらせてあげる、その余裕が「ゆったり子育て」ということなのかな?と思いました。
「ゆったり子育てができない」「ゆっくり子供と向き合えない」
そういう悩みが多いのですが、「ゆったり」というのは子供とどっかに遊びに行ったりごろごろしたりっていうことじゃなくて、もっと普通の生活の中で
「子供のやりたい気持ちを尊重してあげる余裕を持てるか」どうかなんですね。

私はそうなんだと思いましたw
荒木先生が子供が靴下にみそ汁を入れてしまうのを黙ってみている
その余裕をお持ちになっていたこと、それが子供を受け入れる姿なんだとw

その後どうしたのでしょうね?でもきっと怒ったり、なさらなかったんでしょうね?w
子供さんは「やっぱりそうか〜」と推測してたことを実現してきっと次のステップへ安心して進まれたことだと思います。
すごいな〜そういうチャレンジをしようとする子供ってほんとうにすごいですよねw

そしてもう一つは大事なことを決められること。
いろいろやりたいことやらなくちゃいけないことがあるけど
どれが大事で、優先すべきかきちんと考えられること。
人間としてとても大切な能力ですよね。

人を思いやったり、優しくできる分、人から傷つけられてつらい思いをしている娘さんの相談をして下さった保護者の方。
本当に自分もそうだったなあと思ってすごくつらくなりました。
どうか、その痛みに負けることなく、強くなって欲しいなあと思います。

言葉の暴力とそれ対して痛みを感じない子供たち・・・
麻痺しているのは大人も同じかもしれない。

それでも優しさと強さと思いやりを子供たちに持って欲しいと願わずにはいられないから。
どんなことがあってもお母さんやお父さんはあなたの味方だよって
思い切り抱きしめて伝えてあげよう。
それが何よりの強さになると信じて続けていくしかない。
荒木先生はそう話されました。

ほんとにほんとに。
子供たちを抱きしめて、いつも伝えてあげましょう!