HOME > 2001〜 > ラストサムライ(濃ぃ〜感想)

THE LAST SAMURAI

〜真田氏★妄想・出血モード

『勇猛果敢な突進』
うおぉぉぉぉぉぉぉっ!!
のっけから何てフェロモン全開な真田広之。
騎馬ごとトムに突っ込む獰猛な武士見参!
一瞬のその顔に宿るのは「阿修羅」なのか。
全身からセクシーオーラを放出させながらも、謙さんの一歩後ろに控えている姿勢からうかがえ知れる武士道。
stopをかけた謙さんの指示を部下に伝え、トムに歩み寄る真田氏。
もう、甲冑似合い過ぎ(ノ≧▽≦)ノ!

『刀浄め』
そして、長谷川の切腹シーン。
謙さんの刀を浄めるため、ひざまづく真田広之。
うおおぉっ!
厳しい表情の中にも凛とした佇まい。
そして、何よりその被髪。
ロン毛もありだな、真田広之。
すでに隠しきれない真田フェロモン爆発!
この時点でノックアウト!
相変わらずの秒殺、さすがです。
真剣な顔から放出されるこの色気(いろんな妄想中(*ノД`*)・)

『馬上』
さて、乗馬姿もカッコいいッスねーっ!
黒馬だぜ、黒馬。
ワタクシの王子様は白馬ではなく、黒馬に乗ったサムライなのっ。(阿呆)
刀も似合うなー。

『無礼者!答えろっ!』
って、冷静に考えたら日本語通じてないんだよ氏尾さま。
しかし、頭の堅い氏尾さまはこの毛唐の存在自体が許されないご様子。
カッと目を見開き、
刀をトムの首筋にビタッと寸止め
うっひょぉ〜!
このギラギラした敵意むき出しの目。

カッコいい!
身体全身で敵対モード全開。
トムを睨み付ける目が、目がーーーーっ!
憤りを孕んだ目ビームだわっ。美すぃ〜!

『何ゆえ〜』
謙さんに意義申し立てをされる真田さん。
「何故あの蛮人を生かしておくのです。
負け戦の恥ずかし目を受けたからにはアヤツは腹を斬るべきです。」
怒りに満ちたこの声がまた色っぽいんだなー。

「では私が斬りましょう。」
目の下に軽くキズなんか作っちゃったりしてさー、もー、お茶目さんっ。
しかし、髷やら袴やら違和感なく似合うよなー。

「和」な男だ!(愛)
ここの自然光もまた真田さんの色気を銀幕に溶かしこむのに一役かってます。
カッコ良過ぎですよ、真田さんたら。
こんなとこでも色気満載。
「豪」モードな真田さん。
なのに気品に溢れているのは彼の持ち味の一つでしょう。

『せいっ。どりゃぁ」剣術のお稽古。』
「豪」モード武士は一日にして成らず。
日々の鍛練は重要です。
あの腰の落とし方、もはやただ者じゃありません。
刀を振り上げると同時に気合いを入れます。
そして、刀が「ビュッ」と鳴ります。

これはねー、ホントにすごいことです。
刀の芯をとらえ、手首を絞り、キチっと決らないと鳴りません。
(ワタクシも剣舞やってますが、鳴りません....。)
こんなとこにも磨かれた本物の技あり。

「どりゃあぁ」
なんて言いながら刀を振り上げると同時に男前さもアップされる真田さん。
でも、収刀される仕草も好き(もうメロメロ)
真田さん、すご過ぎです━・:*(〃∇〃人)*:・━!!!。

『濡れ場』
さあ、やってきました!
男同志の濡れ場!!(って、真田氏が言ってるんだよ。)
敵意むき出し、ギラギラモードの真田氏。
「刀を下ろせっ。」
って、ゆっくりと相手を睨み付ける剣豪。
そして、じわりと間合いをつめてからゆっくりとフェロモン放出。
土砂降りの中、ハリウッドスターを容赦なく叩きのめす、打ちのめす、蹴っ飛ばす真田氏。それも回し蹴り入り!

サイッコー!
真田氏のまつげにも雨は落ち、水も滴るいい男はゆるりと振り向き、
一瞬で相手のスキをつくのさ。
それでも、立ち上がろうとするトムにちょっと感心しながらも。

この雨の中の緊張感。
世界の名優が殺陣とともに魅せる微妙な心の変化。
アクロバティックな殺陣なんて日本ではなかなかお目にかかれません。
この妙技が決るのは真田氏ならではですね。
そして、何といっても腰が落ち着いておられる真田氏。
その重量感に加えての安定感。
頼りがいあるなー、その腰。(またもや妖しい妄想中)

叩きのめしても起き上がろうとするトムにいつしか軽く流し目モードの真田氏。
早過ぎます。
雨とともに奥深くまで浸透する真田フェロモン。
嗚呼、雨になって真田氏の着物を濡らしたい....。(トキめいちゃうっ♪)
圧倒的な強さを誇る氏尾さま。

その武骨な荒くれ者ぶりの中に潜む男の色気。
かなりキます。
んでさ、飛源に木刀を投げ渡す時も子どもでもキャッチできるように放すんだよね。
この細かな気遣いがまたドキュ〜ンときちゃうっ。(阿呆)

『茶道』
しっかし、この「吉野の国」はいいね〜。
行きてー、住みてーっ(でもニュージーランドはちと遠いな)。
日本が誇る「和」の文化をギュッと凝縮してあるもんなー。

そこに我らが真田広之が侍のカッコでいるんだぜぃ。
毎日輸血してもらわんと貧血で血圧下がりっぱなしだぜ。
さて「柔」モードの真田広之。
柔というか「静」モードかな。

「茶道」も武士のたしなみのひとつであるのね。
茶の道は一期一会。
そのことを心で悟るには茶道で精神統一することだと幼い命に身をもって諭す。
茶釜を前に柄杓を置く手元、顔つき「静」から発せらる叙情的なフェロモン。

真田広之から茶道習いてぇーっ!
できれば、狭い茶室がいいな♪(茶道以外も習いたい。←欲望ビーム)
その横顔もステキです。
(ところで氏尾さまは独身か?既婚者か?気になるな)
麗しい御姿にちょっとクラクラッ。

『顔で会話。剣の指南』
氏尾さまってか、真田広之は剣の指南役。
誰もが一目おくフェロモン大王....じゃなかった、剣豪。
それは日々の努力があってこそ。
トムに対して「やや」表情が緩みかけてるけど、まだまだ認めてない様子。

謙さんと目で会話。(かなり可愛い)
そりゃあ八ヶ月稽古したからって、剣の道約30年のあなた様とは比べものになりませんわよ。
真田広之すごいなー。
30年だよ、30年。
ホンマ武士ちゃうか?!
さてさて、ここでも圧倒的な強さの氏尾さま。
1ミクロンの容赦もなく剣のお稽古をつけられます。
自分にも相手にも厳し過ぎる氏尾さま。
さすがですね。

だって、振る木刀が見えないもんなー。
鋭過ぎてさ。
身体のキレも益々冴えてこられるし、恐るべし真田広之43才!
磨きぬかれた男の中の男!
抱いてくれ〜っ!!
と、殺陣いや剣術のお稽古シーンで思わせるあたり実に素晴らしい。(何が?)

もう隠せてないもん。
溢れっぱなしさ真田セクシービーム!!爆裂中!!
トムを睨み付ける目から、木刀を握りしめる指先から、安定した腰付から、いや、あなたの毛穴のひとつひとつから滴り落ちる(←声に出して「したたりおちる」と言ってみよう。エ●いよん)セクシーフェロモン。
そのすべてがワタクシに蜘蛛の糸のように絡みついておりまする〜。(病気)

そして、真の男とは相手の実力は謙虚に受け止めるもの。
相手の力を素直に認められないのは自分に実力がない証拠なのだ★
毛唐であってもそのひたむきな努力はかってやるのさ。
よっ!おっとこ前だね〜、氏尾さまっ。

台詞の少ない分、目や顔の筋肉で対話される真田氏。
そこがまた脳裏から離れないほど魅惑的なのよ〜。
氏尾さまが登場されるとすっげー集中してしまふ。
色男に言葉は不要。(でも声も好き。)

『雪解け』
段々腕を上げてきたトム。
さすがは真田氏の指導だ。
教える人が上手だと習う人も上達が早いんだよ。(経験上)

日本の山中にはありえない鮮やかすぎる緑の中、相手の心まで見透かしそうな瞳で刀を構える真田氏。
どわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
キリリと引き締まったナイスバディ...、じゃなかった一部のスキもない表情でその目、目から多量放出要輸血用意なしなやかなるスーパーデラックス瞳光線発信!!

その瞳を見た者は腰が浮きます。
口が半開きになります。
喉がカラカラなのになぜか生唾が絶えません。
言語中枢がぷっつんきて言葉を失います。
全神経に真田フェロモンが侵食し、脳裏に色香が焼き付きます。
真田さん、反則ですよ。

このビームが全世界に流れるのです。
世界中の人々は腰痛になったり、貧血になったり、大変ですね。
そして、この色男が殺陣をするんですよ殺陣をっ!!
その佇まいだけでも悶絶ものなのに木刀を振り上げたりしてごらんなさい。
ほら脇からもビームが出てまいりました。
仲間のサムライたちもこれはたまらんと見学してるくらいですから。(違うだろっ)

木刀を構える真田さん。
「豪」の入る前の静寂。
氏尾さまの心も雪解けと同時に徐々に解けてきているご様子。
ここは真田氏のアップ満載サービスカット名場面。
キレのある剣捌きでトムの頸動脈にビシッときめる真田氏。

さすがはブレない肩と腰。
心を無にして相手を見る真田氏。
しかし、観ている方は無になんかなれません。
映画館で悶絶の雨嵐!
ゆっくりと構え直す真田氏のアップに思わず腰が浮いちゃいます♪

なあ〜んてセクシーなサムライ!
超ダイスキな氏尾さまのお顔。
で、3回目に相打ちになりコクッと頷く真田氏。
これだけでトムを認めたことがわかるからすごいさーっ。

『祭り』
さて、和やかムードで祭り見物。
最初で最後の柔和な表情
それが例え1カットであろうと、今までの厳しい顔とは赴きを異にするので
妙に印象に残り「氏尾さまって芯は優しいのよねん」と勝手に解釈するところ。

『一人も逃すな』
とか思ってたら忍者だよ、オイ。
殿に「頼んだぞぅっ!」と言われ「はいっ!」と力強く応え
瞬時にして剣豪になる真田氏。
外での立ち回り「動」部門を担当されます。

これまた強い!
真田史上最強の侍に敵は無い!
気持ちいいくらいバッタバッタと斬り倒していかれます。
ここの殺陣もかなり見応えあり。
忍者を斬って斬って斬りまくり!!強ぇーっ!

そして、一言。(台詞にはなく思わず出た言葉らしい)
「一人も逃すな!」
で、皆の心を一つにします。
氏尾さまが侍の中の侍であることは自他ともに認める事実なのですねっ

『江戸へ。』
黒馬にまたがり、腕で合図。
「参るぞ。」
険しい武士モードもカッコ良過ぎだぜ。
江戸の町にて、馬上でトムに銃を投げ目をじーっと見る氏尾さま。
表情はかわらないけど何か感じるトム。
そして、笑みなぞ不要な武士は淡々と殿におつかえするのさ。

『弥七化』
虜の身になった殿を救い出すため、風車の弥七化する真田広之。
これまた似合うんだなー。
時代劇にはありがちなパターンで見張りを倒すいぶし銀。
なんかポーズまできめちゃって、もうっお茶目なんだからぁっ。
そして、殿に刀を渡す氏尾さま。
「忠」の文字が脳裏をかすめる。

『殿っ』
そして、信忠の死を目の当たりにして錯乱する謙さん。
それを心を鬼にして必死で止める真田さん。
銃弾が響いた時、真田氏広之の顔色もかわります。

しかし、武士の道を極めた者としてここは行かねばならぬのです。
「殿、一刻の猶予も有りません」
きっと氏尾さまの心も苦しいに違いありません。
この細かい表情の展開も世界の名優ならではですね。

『決断の時。』
トムの作戦会議に参加する真田さん。
ただ立っておられるだけだけど、それだけでも視線がいきます。
だって「華」があるんだものっ。

『死の舞。』
自毛をたなびかせ剣と扇で雅な中にも勇ましい舞。
これは真田広之のオリジナル。
音もなく自分で動きをつくって舞われた名場面。
すげーよな。
この人はホントに武士なんじゃなかろうか?
と時々マジに錯覚してしまう。
(でもここのアイラインの意味は?)

『認』
広太郎の鎧姿でノコノコあらわれたトム。
「待てぃ。」
とその着付けのチェックをされる真田氏。
ここは本当の仲間としての気遣いだよね。
よしっ、とうなづいてから顎で謙さんのもとへと促す真田氏。

和風バンダナとアイラインがかなりヒットポイント。
そして、謙さんキッカケで
吼える!!氏尾さま!!!
これから死にに行く男って何でこんなに美しいんだろう?
決意に満ちたその目のは微塵の迷いもない。
甲冑、被髪で戦場へ。
ここの音楽もかなりカッコいい!

『不敵の笑み』
戦場にて、相手が降伏しない由を謙さんに伝えられ不敵な笑みをもらす真田氏。
どこからくるのさ?その余裕。
きっと武士として「己を信じる」ところからきてるんだよね。
すっげー頼もしい男だ。

そして、誇りに満ちた表情で
「配置につけ!」
身も心も一つにまとまる侍たち。
きっと真田氏尾だから違和感なく統率できるんだよね。
人徳、人望、彼のハートは皆の心をわしづかみっ。

『名誉を懸けた戦い』
作戦通り、第二陣で騎馬で登場される真田氏。
志気を高める雄叫びをあげながら。
「鬼神」を宿した侍・氏尾さま。
恐いものなし!ッて感じで鬼気迫る迫真の侍ぶりは、思わずトムが微笑む程。
だって、こんだけ肉体的にも精神的にも圧倒的な強さを誇る真田氏だぜ?
なんて強い味方だ!敵に回したくねぇーよ!

それが槍持って突進してくるんだ、常軌を溢した興奮状態になるってもんよ。
しかし、華麗なる落馬で兜が脱げる。
そして、ここからさ!
待ってました!
マスター・オブ・殺陣!
世界に誇る殺陣役者・真田広之がおおくりする殺陣の乱舞!
髪を振り乱し、夜叉を宿して、並みいる敵を斬り倒す!
その腰の落ち着き、ブレない肩のラインから繰り広げらるる華麗なる殺陣!
舞、そのものの麗しさ。
加えて隙の無い鋭さから敵をなぎ倒す豪快さ!
殺陣でこれだけ魅せれる役者が他にいるか?!
この身体能力の高さと柔軟性。
これまでの経験から益々進化する荘厳なる殺陣の嵐。

険しくも凛々しいお顔もいつしか返り血に染まる。
しかし、後ろから撃たれ腹部貫通。
思わず手を貸す仲間にも微塵の弱さも見せず、血を吐き捨てながら出た言葉は
「大事ない、油断すなっ」
今、ここで自分が倒れるわけにはいかぬ。
総大将の謙さんとともに、騎馬隊大将として皆を導かねば!
そんな思いからか不死身な氏尾さま。
侍の誇り、名誉をかけた闘い。
たかが銃弾の一発では倒れはしないスゲーやつだ。

『武士道』
ほとんどの仲間を失った勝元軍。
しかし、彼らは怯まない。
なぜなら彼らは武士だから。
泥と血まみれになった真田広之。
しかし、その表情の輝きはとどまることを知らず!

騎馬にて、最前線へ。
謙さんの隣に騎馬でゆっくりと並び、前のみを見る氏尾さまの瞳。
そして、1ミクロンの迷いもなく、スローモーションで騎馬は出撃を始める。
「うおおぉぉぉぉっ!!」
吼える氏尾さま。
横からのアングルでは髪を颯爽となびかせ、馬と一体化しカッコ良過ぎ!
ここがまたスローなところも嬉しいシーン。
自分たちの誇りのために命をかける侍たち。
その中でも多くは語らずとも「侍」を地でいく氏尾さま。
どんなことがあっても前だけを見て。

『壮絶な死』
しかし、文明に利器の前に侍倒れる。
前から4発の銃弾を受けても、決して手綱を放そうとはしない見上げた根性。
しかし、馬上でカクジツに血圧は低下していき、ロン毛を前後に揺らしながら
ノースタント迫力満点の落馬。
その見事な侍魂。

一瞬アップになる氏尾さまの死に顔。
その顔からはいつしか「修羅」も「夜叉」も「鬼神」も消えていた。
氏尾さまは武士らしく戦で本懐を遂げたのであります。
あなたこそ、武士を語るに相応しい侍だ!

自分の生き方に後悔は無い。
自分の死に様に未練は無い。
天晴れじゃ!真田広之!!
最高だぜ!真田広之!!
益々惚れたぜ!真田広之!!
あなたに勝る男はいない!!
マスター・オブ・サムライ!!
この重量感とともに違和感なく共存する雅びさ!!
そう、この映画はあなたなしにはありえない!!
こんな素晴らしい映画をありがとう!真田広之さま!!

私的見解
謙さん勝元
真田さん氏尾
トム
沙紫夜的オスカー
主演男優賞
助演男優賞
ナイスプロデューサー
ex.花
牡丹
月下美人
極楽鳥花
ex.大樹
菩提樹
木蓮
蘇鉄

page top