LC475の強化!


ピザボックス型のかっこいいLC475をなんとかがんばって快適に使いたい・・・
そんな思いでいろいろやってみました。稼働していない475をお持ちの方ご参考までに。

Spec
CPU:68040-25(33)MHZ メモリー:36MB HD:1.2GB OS:KT7.6.1

●:LC-PDS/Etherカードの取り付け
 ネットワークに入れればまだまだ色々使えます。
 本体上蓋をパカッ!と開けてLCスロットに差し込むだけ。
 オークションで買った\3000のメーカー不明ものでしたが
 OS7.6.1純正の機能拡張で見事認識!問題なく使えました。

●:ハードディスクの容量UP(内蔵HDの交換)
 これまた簡単!ツメで止めてあるだけなのでケーブル類をはずし取り出します。
 交換するHDに金属製のステーを付け替えて元に戻すだけ。
 私は弟からもらった(奪った?)pm7600/200純正の2GBに交換!快適!!

●:CPUの交換(68LC040→68040)
 ただで手に入れたcentris650のCPU(68040HRC25M)に交換。
 CPUリムーバーとかは使ってませんが以外と簡単。ただ足を曲げたりしないよう要注意。
 ↓こんな感じで精密ドライバーなんかで少しずつ4隅を均等に浮かせて垂直に持ち上げる。
  
 あとは向きを間違えないように交換する。
 足が1本だけ無い箇所があるのでそこを合わせるとOKです。
 centris650のものはヒートシンクの形状とかもぴったりでラッキーです。

●:抵抗移動によるクロックアップ(25MHZ→33MHZ)
 基盤の裏側、写真の右端中央ちょい上あたりの抵抗を2箇所移動します。
  
 具体的には下の図のような部分を探してR25の位置のをR22へ、R21をR24へ移動します。
  
これが非常に小さな部品で1mm*1.5mm程度のものを1mmくらいで両側をハンダ付けしてあります。
このハンダを溶かしてはずしますが、接着剤もつけてあるらしくなかなか力が必要になります。
ラヂオペンチやカッター等で丁寧に強引にはずします。
なくさないように注意して下さい。私はピョン!と飛ばしてしまって10分くらい探しました。
あとは移動箇所にハンダ付けします。

以上を完成させた結果このようになります。
  

ノートンのsysteminfoでチェックしますと総合評価は下のように約1.7倍になりました。
  
個別に見るとCPUが1.3倍、ビデオが1.2倍、ディスクが3.8倍、FPUはなんと17倍(アタリマエカ・・)
となり、OS7.6.1で快適にネット生活ができます。
クロック周波数が400やら500やら1GHZやらの時代に25or33なんて・・と、お思いでしょうが
いやいや以外と快適でさくさく動きますよ!お試しあれ。
部品提供等色々協力いただいたHさ君、Nえ君ありがとうございましたm(_ _)m

:その後の475・・・  
 
 LC475の強化!という題名にも関わらず、性能的にはダウンの12"モニターに変更。
 表示能力的にはダウン。しかし、スタイルは大幅UP!美しい・・・・・・
 まさに一体型MAC!!ColorClassicIIIとでも呼びたくなるような完成度。
 こーなったら縮小キーボードをもう一台作って、モニター・本体・キーボードと
 完全一体となったオールインワン?モデルにするしかないのか!?
 ちなみに縮小キーボードの幅は475にジャストフィット!
 しかも475本体の下駄下にぴったり収まる厚さ。う〜ん!作るしかない!!