ご本尊様をおまつりしているお寺の中心です。
ご本尊であります釈迦牟尼仏様は中央の須弥壇にいらっしゃいます。
現在の本堂は昭和十五年に落成しました。須弥壇の裏手には皆様のご先祖様のお位牌を安置する位牌場があります。
お寺に参詣の際は、本尊様にお参りをしてからご先祖様のお墓や納骨堂にお参りしましょう。
本堂の向かって右手にいらっしゃいます。
お地蔵様は正式には、地蔵菩薩様とおっしゃいます。
伝承によれば、地蔵菩薩様は「一斉衆生済度の請願を果たさずば、我、菩薩界に戻らじ」との決意で、六道を自らの足で行脚して、救われない衆生、親より先に世を去った幼い子供の魂を救って旅を続けているといわれております。
地蔵菩薩様は最も弱い立場の人々を最優先で救済なさる菩薩であり、子供たちの魂の救済とその健やかな成長を見守っていらっしゃいます。
私たち日本人には、命日やお盆やお彼岸にお墓参りをする習慣があります。本来お墓参りはいつ行っても構わないのですが、命日やお盆には特別の意味がありますので是非ご先祖様にお参りをしましょう。
春と秋のお彼岸には彼岸会を開催し、法要を行っております。法話もございますので皆様お誘いあわせの上、是非お参りください。
また、彼岸会では当山婦人会の皆様により、炊き出しが行われておりますので、是非お召し上がりいただき、ねぎらいの言葉をいただければ幸いです。
お墓への登り道が急であるために、少しでもお参りしていただきやすいように、永林寺寺族遙山洋子を施主として、平成23年に手すりとステップを整備しました。
土地の形状上、完全バリアフリーにすることは難しいですが、少しでもお参りされる皆様が歩きやすくなればと考えております。