『色の奥深さ』
 

2011.9.6up

投稿者:小杉裕子




現在武雄市の陽光美術館で開催されている「古稀記念 人間国宝 中島宏展」。



先日、ニュース番組の取材で会場にお邪魔してきました。



陶芸家の中島宏さん(西川登町・弓野窯)は青磁一筋に作陶を続け、今年で作陶45年に なられるそうです。



空の青、海の青・・・自然の中にある「青」も、何ひとつ同じものがないように、
中島さんも 「
同じものは作らない」という意気込みで作品を作られているそうです。


今年で古稀を迎える中島さん曰く、 人生と一緒で『一期一会』。



同じ青でもいろんなバリエーションがあり、 自分の中で固定してしまいたくない。



まだまだ自分の知らない世界がたくさんある。



目に見えるものは限られているが、見えないものを表現し、作品として具現化していきたい。
そう、語って下さいました。



自分だけの色を追及し、オンリーワンの作品を作ると話す中島さんの”常に新しいものを模索し、夢を追う姿”は
とても眩しく感じられました。



どの世界にいても、常に新しいものを生み出すという事は、とてもエネルギーがいる事だと思います。



私自身、お話を伺って、とてもいい刺激を頂きました!!! 頑張らなくちゃ。



作品展は、10月3日(月)まで武雄市の陽光美術館で 開催されています。
ぜひ足を運んでみてください。
http://www.mirokuresort.com/faci/faci.php?page=museum
(力強さを感じる作品や、優しく包み込むような柔らかい 色合いの作品など、28点が展示されています。)



さて、コチラは土曜日に白石高校の文化祭に お邪魔した時に出ていた虹です☆
急いで映したのでバランスが悪いのですが;



ちなみに、日曜日の夕方にも虹を見ました☆



2日連続でキレイな虹を見られるなんて、 なんだかいいことが起こりそうな予感♪



・・・相変わらず単純な私です。






自然の中で
 

2011.8.24up

投稿者:小杉裕子




先日、以前から行ってみたいと気になっていた

武雄市山内町の「長助窯」に行ってきました!

まずは、竹の棒を使ったバームクーヘン作りに挑戦です。

イベントなどで、作っている方を取材した事はありましたが、

やはり、カメラで撮影するのと実際に体験するのとでは違いますね〜。

火のそばにいるので結構熱く、汗がじわり。


竹の棒に生地をかけながら、頃合を見て竹を回す一見単調で地味な作業ながら、

何故か面白いから不思議です。

いい具合に焼き色がついていきます♪

そうそう、あたりを見渡すと、長助窯にはいろんな言葉が!

「失敗していいんです」には勇気づけられましたねぇ(苦笑)

他にも紹介しきれないぐらい、至る所に、ぐっと来る言葉が書いてありました。

行ける方はぜひチェックしてみて下さいね。


この日はかまどでご飯を炊きます。

いまやかまどでご飯を炊くことってほとんどないですよね。

 こちらが、長助窯の主、長井和男さん。
かまども、ご自身の手づくりだそうです☆

明るく気さくな方で、この日も色々と教えて下さいました。

実際に体験しながらお話を聞くので、

より意味のある勉強が自然に出来ている感じで嬉しかったです☆


モノのありがたみや、自分の置かれた環境、生活・・・

いろんな事に感謝の念が自然に湧いてきました。

同時に「便利になりすぎて、人間が本来持っていた本当の意味での

”生きる力”をなくしかけているのかもしれないなぁ」とも感じさせられました。


さて、見てください、炊き上がったご飯のおこげ。

もう、絶品!というしかありません。

ご飯の一粒一粒がたっているというか、芯のあるいい食感で幸せ・幸せ。

お米の自然な甘みを感じました。


そして、かまどで炊いたアツアツのご飯で作ったのはコチラ。

こちら・・・実は握りたてをつまみ食いしました(笑)

こらっ!と怒られそうですが、一緒におにぎりを握っていた友人にこっそり許可をとってパクリ。


お、おいし〜い!!!


シンプルな塩むすび。これまた絶品でした☆

他にも、炭火で焼いたソーセージ、じゃがいも、そして手づくりピザ・・・。


自然豊かな場所で、自分達で作ってから頂く数々の料理は、より美味しく感じました。


体験の連続でワクワク出来る、忘れかけていた気持ちをふと思い出す、

ゆ〜っくりと時が流れていく・・・

そんな、自分と向き合える充実した時間。

「長助窯」オススメです☆


○長助窯(長井さん) TEL:090-2087-7546
     料金:1500円(3日前までに要予約)





ものづくりの喜び
 

2011.8.11up

投稿者:小杉裕子




子ども達は、夏休み真っ只中!

・・・随分久し振りのブログ更新でごめんなさい。

決して長期休みを頂いていたわけではありません(苦笑)

今後はこまめに更新しますね☆

 
さて、先日「武雄市少年少女発明クラブ」の活動を取材してきました♪

少年少女発明クラブは、武雄市では、昭和57年に活動が始まって以来毎年

小学4年生から6年生までの希望者が参加して

ものづくりの喜びを体験しています。


この日は、モーターとゴムで動くハイブリッドカーの製作と実験が行われていました。
  

正確に組み立てる事はもちろん、部品の長さやゴムの量を変えてみたり、

班ごとにオリジナルのハイブリッドカーを作っていきます。

この日は初めて、試走が行われたんですが、子ども達は時折微調整をしながら、

より長い距離を走らせようと一所懸命でした。


どうやったら動くんだろう、という好奇心。

もっとこうしてみたら、という工夫。

自分自身で体感し、模索しながら何かを生み出す過程は、貴重な体験ですよね♪


決して手先が器用ではない私ですが、久し振りに何か作ってみたくなりました。





山笑う
 

2011.5.20up

投稿者:小杉裕子




先日「ファミリーふれあい史跡めぐり」の取材に行ってきました。


今回は、武内町を徒歩でめぐる約7kmのコース。カメラをまわしながら、参加者の方と一緒に私も全行程を歩いてきました♪


タイトルの「山笑う」は、周りの自然を見ながら感動していた私に、参加者のおひとりが教えて下さった俳句で使う山の季語のひとつ。



 春は「山笑う」=春山がいっせいに若芽をふいて明るくなる様子
 夏は「山滴る(したたる)」=夏山が青葉でみずみずしい様子
 秋は「山装(粧)う(よそおう)」=秋山が紅葉で色づく様子
 冬は「山眠る」=冬山が静まりかえった様子


なるほど〜。うまく表現するものですね♪


日本人は、色ひとつとっても、とても細やかに、情緒豊かに表現しますが、それはとても素敵なことだと思います☆
 

私が大好きな「緑色」ひとつとっても「若草色・松葉色・萌黄色・青竹色苔色・苗色・深緑・抹茶色」・・・他にもたくさんの表現が♪


世の中にはたくさんの色があふれ、その色を表す言葉も数多く存在するのに、最近ではあまり使われなくなったような気がしていて、この点は淋しいところです。


さて、歩いている途中で出会ったイノシシちゃん達。



なんでも、しゅろで手づくりされたものだとか。


あんまり可愛くて思わずパチリ。


車に乗っていると気付かずに通り過ぎてしまうところも、自分の足で歩くことで、たくさんの発見がありますよね!!!


昔から地域に残る石碑や石像などはとても興味深く、ワクワクしました。


「ファミリーふれあい史跡めぐり」の様子は、24日(火)夕方〜2週間限定でケーブルワンHP上で動画でご覧いただけます。興味のある方はコチラをどうぞ。

 CableOne News on demand
 http://www.cableone.ne.jp/2ch/conews_b.html


さてさて、早朝のスロージョギングですが、頑張って続けています。


先日、洗い替えが出来るようにと、もう一足シューズを購入しました。


軽くて走りやすく、いい感じです♪



刻々と姿を変える自然。


植物の緑が濃くなっていたり、空の色がなんともいえず綺麗だったりひとつひとつの感動を大切に、継続・継続♪頑張ります。






プチ断食
 

2011.5.13up

投稿者:小杉裕子




朝のスロージョギングに加えて、ファスティング=断食に、久し振りに挑戦してみました。



体内浄化を目的としたいわゆる「デトックス」(体内の有毒物や老廃物を排出する事)効果が期待出来ます。



私が今回挑戦したのはコチラ。



食事の代わりにサポートジュース



(7種類の果汁に各種ミネラル、ビタミン、食物繊維が配合されてます)を2日間飲むプチ断食で、水で2倍に薄めて頂きます。



断食中は、水分をたっぷり摂ることが大切で、



1日2リットルぐらいが目安♪



水分をたっぷり摂ることで、デトックス効果も促進されて老廃物排出の助けになるそうです。



ちなみに、プチ断食の効果を調べてみたところ、

 『臓器を休息させる』
 『体温を上げる』
 『便通、排泄が良くなる』
 『病気の原因となるような細胞を消す』
 『脳が瞑想しているときと同じような状態=α波が出て

気の流れが良くなる』と言われているとか。



断食後は身体の吸収力が高まっているのでよ〜し、食べるぞぉ!と一気に食べてしまっては意味がありません。



胃腸をビックリさせる事がないよう、消化のいいものを少しずつ食べるのが大切です。



・・・という事で、今朝は「卵がゆ」。



写真を撮るのを忘れた事に、食べ終わってから気がつきました(苦笑)



お粥の美味しかった事!



食べられる幸せをかみしめながらゆっくりと頂きました。



お昼はうどんにしました。



大好きでいつもは必ずいれる「天かす」をいれずに「わかめ」と「とろろこんぶ」をトッピング♪



幸せ、幸せ☆



ちなみに、プチ断食の結果は、−1.6kg!



油断大敵。ここからがより大切です。



スロージョギングと合わせて、健康の為に定期的に続けてみようかなと思っています♪

 





ゆっくりとした時間
 

2011.5.2up

投稿者:小杉裕子



久し振りに連絡を取り合った友人から最近結婚したと聞き、それはめでたい!



オノロケをいっぱい聞こう♪と思い食事に誘いました。



今回訪れたのは地元にあるイタリアンレストラン『souRce』。



以前も彼女と来た事がありましたが、今回はカウンターに座りました。



”あなたの為のお席です”的なこの照明のあて具合、こういう雰囲気ってなんだか嬉しいですよね☆



この日は料理に合わせて4種類のワインが味わえるワインコースを選んだので、まずはシャンパンから頂きます。



この後、料理に合わせてお店の人が選んでくれた白ワイン1種類と赤ワイン2種類を頂きました。



同じ赤ワインでも、味わいは全然違うから不思議ですよね〜。



しかも、グラスに注いですぐと、時間を置いて空気に触れさせた後では、口の中での広がり方というか、感じる丸みというか、
とにかく感じ方が全然違う!ワインの奥深さに興味津々でした☆




そして、料理の中で目をひいたのがメニューの中にあった「下平さんの有機ニンジンのムース」!



「これって山内町の下平さんが作られた人参ですか?」



「そうですよ。砂糖を入れていなくても入れたように感じるほど甘みのある人参なんですよね。」



以前、とあるイベントの取材で知り合った武雄市山内町の下平さんが、こだわりを持って作られている有機野菜が、こうしてメニューの中に登場するのも嬉しかったです。



ニンジンの美味しさがぎゅっとつまっていてとってもクリーミー♪美味しく頂きました♪



レストランに行くとついチェックしてしまうのが料理の盛り付けです。



素敵なコーディネートは、料理をより引き立たせてくれますよね。



最近では、食べる前に必ず写真を撮ります。



(あまり上手に撮れていなくてごめんなさい。一部載せますね。)





もちろん、料理は文句なしに美味しかったし、見えないところでさりげなく、こまやかな工夫がしてあったりして、感激!!!美味しいはずです!



店員さんがあらかじめ丁寧に説明して下さったのでより興味深く素材の味や食感を味わう事が出来ました。



こうして友人と一緒に美味しいものを頂ける幸せをかみしめながらゆ〜〜〜っくりと時間をかけて食事を楽しんだ私達。



最近、こういう時間を持っていなかったね〜とお互いに話しながら、また来ようねと約束したのでした☆






お弁当
 

2011.4.5up

投稿者:小杉裕子



ある日のお弁当。


 
この春、小学3年生になる姪っ子がつめてくれました。



どんな風につめてくれたのかは昼休みに開けるまでのお楽しみ☆



ジャジャーン!!!



思わずにっこり。気持ちほっこり。



髪に見立てたブロッコリーがもこもこ。もさもさ。たぁ〜っぷり♪



ハンバーグには、スナックエンドウと海苔で笑顔が!



こちらも思わず笑顔になりました。



ちょっとした事だけど、すごく幸せを感じてしまいました。



そういえば昔、学生時代、お弁当だった頃。



母親の握ってくれるおにぎりと卵焼きが大好きで何度もリクエストしてました。



たまに、これまた大好きなエビフライが入っていた時には、嬉しくて飛び上がって喜んでいたっけなぁ(笑)




武雄市では、中学生が人参を使ったお弁当を作ってレシピを公開する



『ニンジンレシピお弁当大集合』が企画され、食育シンポジウムで入賞作品が紹介されていました。



どのお弁当も、食べてもらう人に喜んでもらおうと工夫された愛情あふれるお弁当ばかりでした♪



お弁当も、おにぎりも、炊き出しも・・・食べてもらう人に喜んでもらいたい!



そんな想いが込もった食べ物はきっと心に届くと思います。



姪っ子には、その日の昼休み、さっそく電話をかけました。



「ありがとう!にっこり笑っちゃった。味わって頂くね☆」



人に作ってもらったお弁当がなぜこんなに美味しいのか、わかる気がしました。





しばらくの縁
 

2011.2.25up

投稿者:小杉裕子



先日、西川登公民館で「一日限りのおふくろの味レストラン」がオープンするという事で取材に行ってきました。



この催しは、JAさがの西川登・山内・住吉の各支所の女性部有志が結成した「ふるさと隊」が企画。



郷土料理を味わってもらう事で、田舎ならではの味付けに親しんでもらい、地元の食材の美味しさや
昔ながらの地域の料理を改めて知ってもらおうというものです。



テーブルの上には、1ヶ月ほど前から話し合いを重ねてメニューを決定したという
約30種類の手作り郷土料理が!





野菜はほぼ全て地元産。



見た目にも彩り豊かでとっても美味しそうですよね♪



極めつけはコチラ!



地元の神六川に自生するクレソンを使った白和えです☆



聞くところによると、クレソンは、清流にしか自生しないとか。



水の綺麗な川が地元を流れている証拠のようなものですね。



地元産の野菜がたぁ〜っぷり使われた料理の数々。



地元食材や、昔ながらの料理を見直す素敵なキッカケになっていたようです。



さて、今回の催しで配布された資料の中に「食育は大人の義務である」とあり、
「あなたは、自分たちの子孫にどんなものを食べさせたいですか?」という問いかけと共に、
ある言葉が紹介されていました。



印象に残ったのでご紹介します。(調べてみたら、浄土真宗の親鸞聖人の教えのようです)

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 『しばらくの縁』

「この世は皆、しばらくの縁である。
 しばらくの間、夫であり妻であり、子供であり親なのである。
 そうと知れば、一瞬一瞬のご縁を大切にせずにおれなくなる。」

=======================

今、この一瞬も、時はどんどん過ぎていきます。



出逢いに感謝し、縁に感謝し、大切にしていきたいな、と改めて感じました。






「書」の世界
 

2011.2.17up

投稿者:小杉裕子




この度、大学時代の恩師が(加藤東陽先生/卒業制作の研究室の先生でした)東京学芸大学を退任される事になり、



その記念に銀座で初めての個展を開く事になりました。



二度とない機会という事で、仕事を休んで上京。



久し振りにゆっくりと「書の世界」を楽しんできました。



加藤先生とは本当に久し振りの嬉しい再会となりましたが見かけも話し方も驚くほどお変わりなく、



懐かしい想いでいっぱいになりました!



会場には、これまで研鑽を重ねてこられた先生の珠玉の作品48点が展示されていて、



作品を拝見する中で、書道の奥深さを改めて感じました。



そして何より、素直に「感動」!!!



とってもワクワクしました♪



しばらく書道から離れてしまっていた私でしたが、やっぱり好きなんだなぁと自覚させられました。



筆づかいによって生まれる線の多様さ、作品全体のバランス、空間の美しさ、文字と文字の連なり(連綿)の美しさ・面白さ、文字や行が、それぞれに意識しあって時には調和し、時には反発し、けれど全体で見ると見事に収まっている



・・・数え切れないほどの組み合わせや表現方法があり、作品ごとに感じるイメージも違ってきます。



作品をどのように感じるかは人それぞれで、だからこそ面白いのかなと思いました。




※ブログへの作品(画像)掲載は先生の許可を頂いています



私は書道の中でも特に仮名作品が好きで、平安時代の作品の臨書を好んでしていました。



最近では日々の生活の中で筆を握る機会はほとんどなくなってしまっていましたが、



今回、書きたい!という想いがふつふつと湧いてきました。



まずは部屋を片付けて部屋の「気」を整え、静かな気持ちで筆を握ってみようと思います。



加藤先生、素敵な作品を拝見させて頂き、ありがとうございました!



私自身、いい刺激をたくさん頂きました。

『東京学芸大学退任記念 加藤東陽書作展』は


東京銀座画廊美術館(8階)にて、今週末20日(日)まで10時〜18時(最終日は16時半まで)に開催されています。



お近くの方はぜひ足をお運び下さい☆




食育
 

2011.2.8up

投稿者:小杉裕子



6日日曜日に、武雄市文化会館で



「第3回たけおの食育まつり 食育シンポジウム」が開催され、



私は司会の仕事で参加して来ました。




そもそも「食育」ってなぁに?というお話ですが、意味は、読んで字の如く「食に関する教育」の事。



食料の生産方法やバランスのよい摂取方法、



食品の選び方、食卓や食器などの食環境を整える方法、



さらには食に関する文化など、広い視野から食について教育することだそうです。




「食育」というこの言葉、私はてっきり最近出来た言葉なのだと思っていましたが、



1898年(明治31年)に、石塚左玄という人が『通俗食物養生法』の中でこう表現しているそうです。



「今日、学童をもつ人は、体育も智育も才育もすべて食育にあると認識すべき」





そして1903年に出版された村井弦斎著の『食道楽』の中にも



「小児には徳育よりも、智育よりも、体育よりも食育が先。体育、徳育の根元も食育にある」



と書いてあるそうです。



昔は、しつけの一環として、食に関する教育は自然に行われていたように思いますが、



核家族化が進んだ事や日本の伝統的な食生活の変化による偏った食事内容、朝食を食べない子ども達・・・などなど、



最近の子ども達の現状をデータで見ても、驚くような食生活が実際に報告されています。



このままではいけないという危機感から、改めて「食育」が見直されているんでしょうね。



今回の武雄市でのイベントでもそうでしたが、実際にいろんな事を体験するコーナーが数多く設けられていました。



子ども自身が、体験の中でいろんな「気付き」を自分の中に持ち、



実感として理解する中で、自身の食生活に反映していけたら理想ですよね。



・・・とここまで書きながら、食育の対象は子どもだけではないな、と強く思いました。



もちろん、乳児期、幼児期など、早いうちからの食育はとても大切ですが、



正しい食育を行う為には導く役割を持つ大人自身がきちんと知り、理解して実践していなければならず・・・



自分自身に置き換えても耳の痛い話です。




催しの中でも度々耳にしましたが、



「食べることは生きる事」「噛むことは生きる事」



生きていく上で必要な「食」は、私達にとってとても身近なもの。



自分に、家族に、必要な「食」とは?



やはり、日常生活の積み重ねが大切なようです。




(※第3回楽しい食卓の絵コンクール入賞作品)

家族と囲む食卓・・・会話があふれ、笑顔での食事の時間。



幸せな「食」の瞬間を積み重ねていきたいなぁと改めて感じた週末でした。








 

2011.1.12up

投稿者:小杉裕子



寒中お見舞い申し上げます。



今年は武雄も雪景色から始まりましたね。



私は数日前から、新年早々風邪をひき体調を崩してしまいました。



私は違いましたがインフルエンザも流行りつつあるようですので皆さまどうぞお気をつけ下さい。




さて、皆さんには「夢」がありますか?



私は小学生の頃からアナウンサーになるのが夢でした。



では、ケーブルテレビのアナウンサーになってからの「夢」は?



・・・夢は、日々形を変えていくそうです。



確かに、ひとつのところにはとどまっていないし、ひとつ叶えたらまた違う夢を持ち、その夢に向かって歩んでいたりするものです。



夢の大小は関係ないと思います。



年齢ももちろん関係ない。



自分がなりたいもの、やりたい事・・・



どんなささいな事でもいい、自分なりの夢を見つけて生きていきたい。
 


でも、夢を見つけられないでいる時は苦しいですよね。



そんな時、どうするか。



ある催しで、大きなヒントを頂きましたのでご紹介します。



武雄市武内町にある「武雄北中学校」では全校一丸となって夢に向かって前進する”夢プロジェクト”に取り組んでいます。



1月8日にはその一環で「夢看板」除幕式 〜夢に向かってみんなつながっている〜が行われました。





夢看板は、描いた鳥に全校生徒120人が、一羽一羽色を塗り、完成させたものです。



生徒ひとりひとりが夢に向かって飛び立つ姿がイメージされています。



武雄北中学校の宮地洋州校長はとても熱いハートの持ち主で、逢う度に刺激を頂いています。




その校長が以前生徒達に話した話がコチラ。





 「自分の夢がわからない人もいるだろう。

  それでいい。  ただそんな人は一生懸命に生きる。それを約束してほしい。

  毎日、適当に生きていては、何も見えてこない。

  一生懸命に生きたなら  全力で生きたなら 

  いつか自分の得意なこと −夢が見えてくるー 」






そしてこの日来校していたドリームアーティスト大志さんのメッセージより。



『夢はどこかにあるんじゃなくて、自分の心にある。心の扉、閉じていませんか?自分で閉じちゃってませんか?』



・・・響きましたね。



宮地校長の言葉、大志さんの言葉。



本気で伝えたい!と思ってくれている人の言葉にはものすごくエネルギーがあって、心にすとんとストレートに入り込んできます。



この日は作曲家でシンガーソングライターの弓削田健介さんも



来校し、歌を披露されましたが、こちらはやさしい声に乗せていろんなメッセージがじんわりしみました。



弓削田さん&大志さん作詞・弓削田さん作曲の『世界中の夢を集めて』もとっても素敵。



すぐに覚えてしまいました。



この日、ふりそそぐたくさんの熱いメッセージに涙がぽろぽろ(いや、ボロボロ;)。



いっぱい笑って、思いっきり叫んで(参加された方はわかりますよね?)心が洗われる想いでした。



皆さんは何かしら「夢」を持っていますか?



今を一生懸命に生きることで見つかるかもしれない、私の夢。今はカケラでもいい。探し続けたい。