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☆小杉裕子キャスター日記☆ 2006年9月〜11月分

2006年11月30日(木)

明日から12月。本当に「あっという間」ですね!
さて、年末といえば”大掃除”
先日母が来た時に、かなり大胆にメスを入れて(?)いってくれたのですが、
その後がなかなか続きません;
それでも、やらなければ!と今年はまだあきらめていません。
やっぱり、新しい気持ちで新年を迎えたいですからね。

去年は初めて正月を九州で過ごしましたが、
今年は秋田の実家に帰省します。
向こうは雪がひどくて寒いかなぁなんて思いながらも、
やっぱり、正月ぐらいは家族と一緒に過ごしたいのが正直な気持ちです。

誰も見ていなくても、自分自身が一番見ている。わかっている。
部屋の乱雑さに「慣れて」しまうのが一番怖いかもしれません。
すっきりとした気持ちで新しい年を迎える為にも、
奮闘してみようかな。。。

2006年11月6日(月)

秋の夜長に読書もいいなぁなんて思い立ち、
久しぶりに読書にいそしみました。
映画化されているとは知らずに購入していた「博士の愛した数式」。
記憶が80分しかもたないという博士と、博士のもとへやってきた家政婦、
そして、その息子が織り成す物語。
買ってからしばらく読む暇がなく、読まずにそのままにしていた
その本から読み始めたのですが、最後のほうでじわぁ〜っと涙が。
いつのまにか本の世界にひきこまれていました。
切なさの中にも、やさしくあたたかな気持ちになれた一冊でした。

実は私、芥川賞作家だという著者の小川洋子さんを
この本で初めて知りました。
(感動した私は、この一冊を読み終えてすぐ、小川さんの他の本を
購入しに、本屋に走りました。)

本は、読みながら、自分にひきよせて物事を考えて共感したり、
登場人物の思いに心を寄せたり、どうしてそうなるのと
納得出来なかったり、反発したり、発見があったり、
その時々で感じ方も様々ですが、いい本に出会えて読み終えた時には
いい意味で心が充足し、なんだか幸せな気持ちになれます。
一人で経験出来ることは限られていても、本を読むことで
自分の世界が少しだけ広がったような気もします。

「忙しいから読む暇がない」と片付けてしまわずに、
意識的に時間を作ってでも本を読みたいなと
改めて感じた秋の夜でした。

2006年9月25日(月)

皆さんは、車の運転は好きですか?
実は私「出来れば一生したくない」と思っていました。
大学の時に東京で自動車学校に通いましたが、
路上教習で何度も落とされ、かなり落ち込んだ記憶があります。
自動車学校を卒業出来た時には
受付で「お世話になりました」と涙を流して泣いたほど・・・。

社会人になり、運転するようになりましたが、
最初は私の運転する車には皆さん乗ってくれないほど
危なっかしい運転だったようです。ペーパードライバーだったので
運転し始めた当初は、買い物に行って駐車場の枠に入れるのに
20分かかったというお恥ずかしいエピソードも(泣)

さて、なんでこんな話を長々と書いたかというと!

なんと昨日、友人を迎えに、一般道で!一人で初めて!
「福岡空港」まで行ってきました!!!しかも、迷わずに
完璧なルートで、車線で。(内心、ドキドキでしたが。)
無事に到着したときには、もう、自分で自分を褒めまくりました。

ドライバー暦、7年半。
最近では、ドライブが楽しいとさえ思うようになりましたが、
慣れてきた頃が危ないといいますし、
楽しみながらも慎重に、緊張感をもって運転したいと思います。

2006年9月7日(木)

取材の為にお借りしていた資料を返しに
あるお宅にお邪魔しました。
帰り道、玄関を出て駐車場まで送って下さったのですが、
私が何も考えずにすたすたと歩いていたら
「これは水引草よ。綺麗でしょう。」
見ると、米粒にも満たない程の小さな花を
いっぱいつけています。小さいけれど、ひとつひとつ
ちゃんと咲いているんですね。
「赤と白で、ご祝儀袋の『水引』に似てるでしょう」
「本当だぁ。名前には理由があるんですね〜」
他にも、釣鐘草を始め色んな種類の花が咲いていました。

改めて、時には立ち止まってみる事の大切さを感じました。
季節は移ろい、その季節ごとに花をつける植物も変わってきます。
傍らに咲く花を、ふと立ち止まって愛でる、そんな心の余裕が
欲しいものです。

車を発進させた後、ふとバックミラーを見ると、
小さく手を振って礼をされて見送って下さっていました。
相手は気付かないかもしれないけれど、自然にされているんです。
私も見習いたいなぁと思いました。
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